2023年3月 喘息教室の報告

2023年 3月4日(土) 喘息教室

3月4日(土)喘息教室を行いました。最初にビデオをみていただき小児喘息の病態や気管支の状態について、発作時の対応についての学習をしました。その後に、先生より喘息の治療には「症状が起こらないように毎日行い治療」と「症状や発作が起きた時に行う治療」の二つがあることを説明がありました。

 「受診をするタイミングや、保育園を休むタイミングを知りたいです。」
「喘息の時には胸の音はどんな音がしますか?」などの質問がありました。

先生より、「息をはくときに、ゼーゼー、ヒューヒューと音がでる時、夜間や明け方に咳が多いときには、すぐに受診をしてください。保育園などを休むタイミングは、夜間に咳で眠りにくい時、頻回に咳をしていれば休みをとり、受診をしてください」「胸の音は中々聞き取りにくい時もあります。夜間、明け方に咳が多く、肩で呼吸をしていたり、唇の色が普段より青紫色になっている、機嫌が悪く夜間横になれずに眠れないなどの症状などをみて、普段と違い機嫌が悪いと思うことがあれば、受診をしていただければ大丈夫です」と説明がありました。

 喘息は、「毎日治療を続ける」ことが大切です。喘息症状がないときでも、気道の炎症は続いており、風邪やハウスダストなどの炎症を引き起こす刺激が加わると、再び症状が現れてしまいます。そのため、喘息は「症状があるときだけではなく、毎日治療をする」ことが大切です。またアレルギー検査などを行い、喘息の原因となるアレルゲンを調べる必要があります。わからないことや、不安なことがあればいつでもお声かけください。