12月11日に喘息教室を開催しました。6組のご家族9名の方の参加がありました。
今年の秋は、寒暖差があり喘息発作がでている患者さんの受診が多かったです。今回は小さな子どもさんを持つ保護者さんの参加があり、先生への質問も活発に行われていました。
まず、喘息についてのDVDを見て、喘息の仕組みについて、その後、医師より喘息の症状や治療について、発作が出たときの対応、自宅の環境整備の方法など学習しました。
喘息になったことがある保護者さんに肺機能の検査を実際に体験してもらいました。
保護者さんより、「鼻のゼロゼロとどう見分けてよいですか?」
「吸入器の購入も考えています。どの吸入の機械がよいですか?」などの質問がありました。
医師より「鼻を吸ってみて、ゼロゼロが落ち着いていたら良いです。明け方に咳が多く、目が覚めることがあれば受診をしてください」と説明がありました。
吸入器は、自宅でおこなう物、持ち運びができるコンパクトの物があります。値段や子どもさんにあった使い方を考えて検討をしてください。小さな子どもさんをもつ保護者さんは、長期にお薬を飲んだり、吸入をしたりすることは大変ですが、保護者さんの協力がなければ継続した治療はできません。分からないことや不安なことがあればいつでも診察に来てください。