2020年11月29日 こどもハイキング報告

晩秋の瀬戸内をあるく

7:50分集合でしたが30分過ぎには多くの参加者が集まっていました。
今回は小学生と中学生合わせて36名で、ご家族で参加された方もいらっしゃいました。
フェリーに乗船し、仲良しグループで乗船記念の写真をとるお姉さんたち、「上に行こう」と仲間と展望デッキへ走り出す子もいれば、車窓から流れる島々をじっとみつめている子もいました。
港が近づくとリュックを背負い、今か今かと待ち構え、フェリーから降りると赤いかぼちゃへ駆け出していく子どもたちは、放牧された羊のようでした。
直島に着き、職員紹介の後はベネッセハウスを目指して歩きます。お母さんに手を引かれて歩く子、我、先にと先頭を行く子などさまざまで、各々のペースで歩きました。
「お腹すいたー」「あと、何分歩くん?」と、子どもたちは少し疲れたようですが歩き進め海岸と黄色のかぼちゃが見えると早足になり無事、つつじ壮に到着しました。
待ちに待ったおひるごはん。「ちょっと(風がつよくて)さむいけどおいしー」とおにぎりを頬張っていました。
お弁当を食べて元気になったこどもたちは、貝殻をひろったり、しっぽとりをして過ごしました。後から来られた年配のご夫婦が、長縄を跳ぶ子どもたちをみて「懐かしいね」とつぶやかれていました。
帰り道、港に着いた子どもたちは限られた時間のなかでお土産を買いました。
今年はおばあちゃん家に行けなかったり、修学旅行が日帰りになった小学生の話を聞きいて、このハイキングが思い出になれば良いなと思いました。

へいわこどもクリニック 保育士 岡﨑さと美