2019年4月 喘息教室報告

2019年4月29日
3家族9人と多くの方が参加してくれました。小学生が2人、4歳児は1人でした。
喘息についてのビデオや宮武先生の話を熱心に聞いてくれていて意欲的で、子ども達も楽しそうな雰囲気でできた教室でした。
肺機能の検査では、喘息の子とそうでない子の測定をして比較しました。他の子がしているのを見て、まだ小さいのに頑張って挑戦してくれた子もいました。
参加したお父さんからは「聴診器を持っていないのですが耳をあてて音が聞こえますか?」という質問がありました。耳を肺がある場所にあてるとゼイゼイという音が聞こえます。また、手をあてることにより振動でも発作を知ることができます。との答えにビックリされて、子どもの胸に手をあてて確認していました。子どもの事を知ろうとしているお父さんに感動しました。
アンケートの結果からは「風邪の咳と喘息の咳の区別がつきにくい」との質問があり、先生から喘息の咳について詳しく説明がありました。また、いつ頃までに治らなければ成人まで持ち越すのか?の質問に対しては、中学生まで治らなければ、大人になっても喘息が続く可能性があるとの回答でした。
お母さんが話している間、4歳のお兄ちゃんが妹の面倒をみたり、小学生の親御さんは熱心に先生に質問したりと、和気あいあいとした雰囲気で進み、とても有意義な教室となりました。
初夏となり過ごしやすい季節となりましたが、温度差があり体調を崩しやすい時期でもあります。調子が悪そうな時は、無理をせず早めに対処して大きな発作が起こらないように注意しましょう。